歯科
大切な歯を虫歯から守るために
虫歯の原因として、歯の根元などにプラーク(歯垢)がたまってしまうことがあります。プラークの中には虫歯菌がおり、食べカスに含まれる糖分をエサに繁殖、酸を出して歯を溶かし、虫歯となるのです。一度虫歯になってしまうと、歯みがきなどでは治癒することはありません。しかも虫歯は適切な治療を受けなければ、どんどん進行してしまいます。虫歯は早期治療、そして予防によって未然に防ぐことが大切です。
ここでは、虫歯の治療・予防に関する基礎知識、そして草津青地町の歯医者「さくら歯科」が、みなさまの大事な歯を守るために行っていることを紹介します。
治療後の「再発」を防ぐには?
虫歯についてあまり知られていないことに、治療をしても再発するケースが多いことがあります。治療後、5~6年で再発してしまうケースが多く、再治療を何度も行うことで、最終的に抜歯するしか手段がなくなることもあります。
私たちさくら歯科は、虫歯の再発で治療が繰り返されていることに疑問を感じ、再発しにくい治療法を実践してきました。
その方法にはいくつかポイントがあります。まず虫歯菌の除去を徹底し、歯を削り、詰め物・被せ物を施す際、確実に密着させることで、細菌の再侵入を防止。そして治療後には歯にフッ素塗布を行い、酸への抵抗力を向上させます。治療後、10年以上再発しない虫歯治療を目指し、患者さまの歯の一生の健康をサポートします。
「予防」のための治療の在り方
従来の虫歯治療の考え方は、虫歯で溶けてしまった歯を、「どの素材で、どう補うか」。そして予防の意義は、治療、および再治療を不要にするためという考え方が主でした。これは「治療」と「予防」は別物であると考えられてきたことを意味しています。
さくら歯科は、歯科治療は、全体が「予防」につながるものと考え、包括的な治療を実践しています。歯を削り、詰め物や被せ物を施すだけではなく、食生活、だ液の状態、口腔内環境、咬んだ時に歯と修復物にかかる力などをも考慮して治療することが重要だと考えているのです。
私たちは「再発しにくい虫歯治療」をご提供します。最初に虫歯ができてしまったとき、予防を含めたトータルな観点から治療を行うことで、新たな虫歯を発症させにくくすることができます。虫歯の再発、再治療を繰り返している方も、ぜひ当歯科にご相談ください。
小児歯科
お子様の歯を虫歯から守るために
子どもの乳歯は、永久歯よりもやわらかいため、虫歯になりやすいという特徴があります。また、とくに乳歯から永久歯に生え替わる年ごろは、様々な形状、大きさの歯が並び、抜けている部分もあるため凹凸が多く、みがきにくい時期でもあります。子どもを虫歯から守るには、成長段階と一人一人のお口の状態に合った方法で予防することが大切です。
ここでは、草津青地町の歯医者「さくら歯科」で、お子さまの歯を守るために大切にしていることについてお話しします。
歯みがき指導
虫歯予防の基本中の基本は、毎日の歯みがき。お子さま自身が、大人でも難しい正しい歯みがき方法を身につけることが大事です。私たちは、お子さま一人一人に合った歯みがき方法を指導し、親御さまには、「仕上げ」として磨く際のポイントをお教えします。
フッ素塗布
フッ素は、歯質を強くするために有効な成分。歯に塗ることで、歯質を強く虫歯になりにくくすることができます。そして、初期の虫歯なら、塗布することで進行を抑えることもできます。
シーラント
奥歯には、複雑で深い溝があります。この溝は汚れが溜まりやすく、しかも磨きにくいのが難点。虫歯になってしまう前に、レジン(歯科用プラスチック)で溝を埋め、虫歯を未然に防ぐのがシーラントです。
歯科口腔外科
親知らずの治療はお早めに
28本の永久歯が生え揃った後に、奥歯の奥に生えてくる親知らず。人によって生えないこともありますが、多くの場合10代後半から20代前半くらいに生えてきます。この親知らずは、食生活の変化で顎が細くなる傾向のある現代人には厄介な存在。歯が生えるスペースが少なく、まっすぐに生えず、痛みを生じることがあります。
親知らずは、痛みのほか、ほかの歯を圧迫し歯並びを乱したり、菌を繁殖させたり、さまざまな不具合を生じさせることがあります。そのような場合、親知らずは抜歯する必要があります。親知らずが気になるときは、草津青地町の歯医者「さくら歯科」へお気軽にご相談ください。
親知らずの放置はNG
「奥歯になんとなく痛みがある」――それは親知らずが原因かも。親知らずはきれいに生え、かみ合っていれば問題はありませんが、隣の歯を圧迫していたり、隙間に炎症が出ていたり、親知らずや周囲の歯が虫歯になったりといった場合は、放っておくと深刻な状態になりかねません。
矯正歯科
美しく、しっかり咬める歯並びをつくる
誰もが望むきれいな歯並び、そのメリットは「見た目」に関してだけではありません。出っ歯、すきっ歯、受け口など、多くの人が見た眼の問題として考える歯並びは、「咬む」という動作にも大きな影響を及ぼします。
草津青地町のさくら歯科では、見た目に美しいだけではなく、「咬む」ことを重視して治療をご提案しています。子どもから大人まで、歯並びが気になる方は当歯科にお気軽にご相談ください。
小児矯正と成人矯正、それぞれのメリット
矯正治療は子どもも大人も利用できます。ここでは「小児歯科」と「成人矯正」、それぞれのメリットについてお話しします。
小児矯正のメリット
成長が著しいお子様への治療は、顎の成長を正しい方向に導くことができます。成長の力を利用することで治療の期間も短く、大きな効果が期待できます。
また歯並びが乱れていると汚れが溜まりやすく、歯みがきもしにくくなります。小児矯正で歯並びをよくすることで、虫歯や歯周病を予防、健やかな成長につながります。
さらに思春期には、歯並びの悪さがコンプレックスとなり、積極的になれなくなってしまうことも。矯正により歯並びが良くなることで、自信が持て、さまざまな活動に良い影響を及ぼします。
成人矯正のメリット
大人はすでに顎が成長し終わっているので、治療計画が詳細に立てられ、治療の結果が予測しやすくなります。
また大人は目的意識を持ち、自分の意志で治療を受けます。そのため治療やケアにモチベーションが保て、治療の効率は高くなります。
成人治療では、自分自身で歯科医と顔を合わせ、治療方針、手法など、それぞれの特徴、リスクなどを話し合い、納得の上選択できます。
義歯
入れ歯に関する不満を解消する
入れ歯への不満の声としてよく聞くのが「痛みがある」「すぐに外れる」「うまく噛めない」「目立ってしまう」の4つ。
しかし、最近の入れ歯は進化しているんです。
さくら歯科で提供する、最新の入れ歯をご紹介します。
しっかり咬めて、目立たない入れ歯としてお勧めしているのが「ノンクラスプデンチャー」。
ノンクラスプデンチャーは、従来の入れ歯につきものの「金属のバネ」がない入れ歯のことをいいます。この「金属のバネ」は、入れ歯が目立ってしまう原因でした。
ノンクラスプデンチャーにも、入れ歯を支える装置があります。しかし金属ではなく樹脂製で、色はピンク。歯肉の色に良くマッチします。これにより、入れ歯を付けていることに気づかないような見た目を手に入れることができます。
ノンクラスプデンチャーにも、さまざまな製品があります。さくら歯科では、性能や耐久性、手入れしやすさなど、患者さまの状態やご要望に合わせたものをご提案します。
歯の形態に合わせたデザインで
その人の美しさを引き出す
歯並びは一人一人に「個性」があります。形態や色による印象の違いは大きく、自分の歯の個性を知り、魅力を引き出すことで、自分自身に最も合った美しい口元を演出することができます。
ここでは、歯の「形態」による印象の違いについて解説します。
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ナチュラル型
前歯の先端に、直線で並んでいる歯と並んでいない歯がある形。自然な歯並びといえます。口が小さく見え、若々しい印象を与えます。日本人に多いタイプです。
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ストレート型
前歯の先端がすべて直線上に並んだ形。口元をすっきり、くっきりと強調できます。白人に多いタイプです。
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クローズ型
前歯の先端が直線上にあり、歯と歯に少し重なりがある形。女性的な印象を与える歯並びで、日本人の女優に多いタイプです。
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スマイルライン型
前歯のラインと、下唇のラインとが平行になっている形。「ハリウッドスマイル」とも呼ばれ、世界的に好まれています。
歯は、微妙な形状の差により人に与える印象を大きく変えます。当歯科では、患者さま一人ひとりに対し、どうなりたいか、という希望、そしてその方の個性、特徴を考慮しながら、入れ歯を製作しています。
金属アレルギーの患者様へ
ジルコニア
ジルコニアはジリコニウムの酸化物で、二酸化ジリコニウムともいいます。「模造ダイヤ」といわれ、非常に硬く、透明でダイヤモンドのような屈折率を持っています。融点が2700度と高く、熱や酸、アルカリにも強いという特色を持ちます。
そのような特徴から、歯科医療においても優れた素材として利用されます。金属を使わなければならないとされていた部分にも、ジルコニアを単独で使えるなど、まさに万能。見た目も自然で審美性もあります。
- ・ジルコニアクラウン:9.9万円~(税込)
- ・ジルコニアインレー:6.6万円~(税込)
審美歯科
白く美しい歯で快活な毎日を
歯並びや黄ばみ、金属製の詰め物等々、口元の見た目にコンプレックスを持ち、笑顔に自信が持てない、といった方は意外と多いようです。そんな方にお勧めしたいのが、審美歯科治療です。
審美歯科治療は、歯並び改善、ホワイトニング、新しい素材の補綴物への交換などにより、白く美しい歯を手に入れるための治療。見た目のコンプレックスを解消することで、普段の生活に快活さ、自信を取り戻し、コミュニケーションにおいても積極性を持つことができます。
そして実は、審美歯科の治療は単に外見を美しくするだけではありません。治療を通し「噛む」「話す」といった口腔の機能の向上、口全体の健康状態を維持することができます。
審美歯科治療の内容
審美歯科治療は、歯を白く美しくするための治療です。患者様の個々の症状、目的によりますが、治療内容として主に、セラミック治療、ホワイトニング、PMTCなどが行われます。